年をとるのも許されず

 子どもが子どもの時間を生きるのがむずかしい時代である という事をいつも感じているのですが、その一方で大人が大人らしく成熟して年輪を重ねていくことに敬意がもたれない社会というのでしょうか、年をとることを誰もが過剰に恐れている世の中だなあという実感もあります。
 アンチエイジング、加齢臭、フィットネス、ダイエットにフィグ。人の不安につけ込む商売はもうかるとは昔からよく言われてきたことですが・・・。
 子どもに対しては早く大人になれと自由な時間を奪い、一方で一人前に成熟した大人やダンディな老人、立ち居振る舞いに、重ねた年輪や教養のにじみでるご婦人などが希少になり、 誰もが無理して若者のファッションや流行に追随する。 

 先日亡くなった 谷啓、小林桂樹といった人々には 年を重ねたからこそにじみ出る魅力というものが 確かにあったと思うのですが、これからは そういう老人も 珍しくなってしまうのでしょうか。

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