3バカ大将

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昭和30年代のTVで忘れられないのはアメリカ製のドラマ作品です。
「ローン・レンジャー」「ララミー牧場」「ちびっこギャング」「じゃじゃ馬億万長者」「3バカ大将」などなど、なかでもよく覚えているのは「ちびっこギャング」のアルファルファという少年がチーズと間違えて石けんを食べてしまい、ひゃっくりをするとシャボン玉が口から出てくるシーン、オタマジャクシやカエルも飲み込んだと思います。
調べてみるとこの作品は1920年代から30年代に映画用に作られたものをTV用に再編集したものだそうです。日本で放送された頃にはアルファルファに扮した俳優はすでに他界していたという事です。
「ウッヒッハ へんてこりん へんてこりんの ドンプカドン・・・」というタイトルソングで始まる「3バカ大将」は確か森永製菓がスポンサーだったように思います。(違っていたらどなたか指摘して下さい。)
マルクス兄弟の系統のこのお笑い番組はいわゆる「頭が弱い」人間、落語でいえば「よたろう」ネタの笑いであります。今は亡き中島らも氏はその著書「何がおかしい」の中で「バカ」についてこう書いています。

「昔の村落共同体には必ず1人はバカがいた。しかしこのバカにはバカなりの「役割」がきちんとあったのである。
(1)バカなことをして人々を笑わせ、人心をなごませる。
(2)子ども達とよく遊んでくれる。
(3)力持ち(バカ力)なので重労働をこなしてくれる。
(中略)ところが近代になるとバカは健常者の社会から隔離されるようになった。(中略)では本来,村のバカが担っていた「役割」はどこへ行ってしまったのか。いや、それを引き継ぐものはちゃんといる。それは「テレビ」である。」

「番頭はんと丁稚どん」等の時代は今より弱者に対する問題意識が希薄で、人々が「無邪気」にアホを笑っていられたということも指摘しています。
さて時代は変わって ヨシモトの 次からつぎへと送り出される芸人を これでもかと見せつけられている我々のほうが、ひょっとしたらアホちゃうか、という気もしてこようというものです。(でもエドはるみはおもしろい。)
何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集
白夜書房
中島 らも

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